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100均のヘッドライトは使えるのか?比較してみた|ダイソー&セリア

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夜キャンプや夜釣りなど夜のレジャーに欠かせないヘッドライト。実はダイソーとセリアには同じヘッドライトが売っている。実際にそれらは使えるのか?

今回は、Amazonで人気のヘッドライトと比較してみました。

ダイソーとセリアには同じものが売ってあった

ダイソーで見つけたヘッドライト

サムネはセリアのもの、こちらはダイソーで撮影したもの。まったく同じものが売ってありました。ラインナップは2種類です。手に入れたい方がいればお近くの100均まで。

メーカーは、大阪のグリーンオーナメントという会社です。当たり前に聞いたことのない企業だったので調べてみたら、結構しっかりしてそうな感じでした。

株式会社グリーンオーナメント
100円均一商品の企画製造卸を中心に、「良品安価」のテーマを掲げ、多角的に進化する企業。

この2つの違いは?

ダイソー-セリアのヘッドライトの違い

重量や明るさの違いはあとで実験するとして、この2種の主な違いはその大きさだと思います。奥のヘッドライトは5.5cm、手前のヘッドライトは3.5cmの奥行でした。頭につけるのだから当然小さい方がいい。

あとは可動角度の違いですね。大きい方は180°まで、小さいほうは70°まで照射角度を変えることができます。180°まで下に向けてする作業ってなんだろう・・・?僕は知らない。

また後に行う実験で分かったのですが、照射の種類が違いました。詳しくは後述します。

使用するには単4電池が3つ必要

こちらのヘッドライトは単4電池3つで稼働するみたいです。電池もダイソーやセリアで買えるので一緒に買っておくことをおすすめします。

セリア、ダイソーで買えるヘッドライト比較2

気を付けてほしいのは、電池のフタをあけるのにプラスドライバーが必要なこと。そして、ネジは小さいからなくしやすく、またフタのツメの強度は弱くはないけど100均クオリティです。もしネジをなくしたら詰んでしまう。気を付けてください。

Amazonのヘッドライトと比較してみる

amazonで人気のヘッドライト

では、Amazonにておよそ2,000円で購入できるヘッドライトと比較していきます。こちらはレビュー数12,798で平均評価が4.1という化け物ヘッドライト。

価格差は1,800円(100均のほうは電池代も含めてます)。もはや比べるまでもなくAmazonのヘッドライトの方が良い気がします。・・・しかし、100均のヘッドライトがどれだけ2,000円クオリティに迫れるのか確かめてみる価値はあります。

比較する項目はこんな感じ↓

【今回の実験で比較する項目】

  1. 重量・見た目
  2. 電源供給方法
  3. 明るさ
▼ 今回の実験で使用したヘッドライトはこちら。
https://amzn.to/43Bm3AO

重量・見た目の比較

まず比較のため名称を分かりやすくしますね。100均で購入できるヘッドライトのうち、出っ張ってるものを100均A、スマートなものを100均Bとします。そしてAmazonのヘッドライトはAmazonとします。

では実際に計っていきましょ~。

ヘッドライトの重さ比較

【結果】
100均A → 84g(内電池が35g)
100均B → 62g(内電池が35g)
Amazon → 74g

重量の結果は、各84g、62g、74gとなりました。大きな差異はないですね。ただし持った感覚だとAmazonのヘッドライトは身が詰まってるような重さでずっしりときました。

見た目は・・・う~ん、、、とくにどれが優れているとか劣っているとかはありません。2,000円するAmazonの方がかっこいい感じがしますが、100均のほうもこれといって悪いわけではないです。

電源供給方法の比較

次に電源供給方法を比較していきましょう。

ヘッドライト-比較-amazon-電源はUSB

【結果】
100均A → 単四電池3本
100均B → 単四電池3本
Amazon → USB充電

100均のほうは単四電池3本AmazonのほうはUSB充電で駆動します。

Amazonのヘッドライトは防水加工がしてあるので、雨の日でも使えそうです。対して、100均のほうは防水加工が皆無なのでは雨の日に使うのはすこし怖いかな。

バッテリーが持つ時間

ちなみにAmazonのヘッドライトは3時間で充電が完了し、ハイライトで4時間、ローライトで25時間持つそうです。こういう表記って基本盛ってるのでいつか実験して確かめたいですね。

明るさの比較

それでは最後にお待ちかね。明るさの比較をしていきましょう~。

まずは照射の種類からです。

▼ 照射の種類

ヘッドライトの明るさ比較2

【結果】
100均A → スポット型
100均B → 広範囲型
Amazon → スポット型

100均AとAmazonはスポット型100均Bは広範囲型のようです。スポット型は遠くまで狭い範囲で照らすことができます。広範囲型は近くしか照らせませんが、広い範囲を照すことができます。

また、100均Aはハイライトのみ。100均Bはハイライト・ローライト・点滅。Amazonはハイライト・ローライト・点滅の他に、赤色のローライト・赤色の点滅を選ぶことができました。

次にどのくらいの距離まで照らしていけるかの実験をします。5m、20m、40mの距離で計測しました。

▼ 光の届く距離(5m)

ヘッドライト比較-光の届く範囲2

5mでは100均AとAmazonの違いはさほど分かりません。100均Bは広範囲型なので結構限界に近いです。

ちなみに実験で使用した被写体は、芥川賞受賞作品の『百年泥』です。本棚から適当に手に取ったのがコレだったので使ってみました。

▼ 光の届く距離(20m)

ヘッドライト比較-光の届く範囲20m

20mでも100均AとAmazonの違いはさほどありませんでした。100均Bは10mくらいを過ぎたころからだんだん怪しくなってきて、20m時点ではほぼ見えなくなりました。続いてさらに距離を伸ばしていきます。(写真はありません)

▼ 最終結果

【結果】
100均A → 約40m
100均B → 約10m
Amazon → 50m~

照射可能距離の結果は、Amazon>100均A>100均Bとなりました。100均Bは広範囲型なので、遠くまで照らせないのは仕方ないとして、びっくりしたのは100均Aでした。

100均Aのヘッドライトは、40m程度までの照射距離において、Amazonのヘッドライトと遜色ありませんでした。Amazonのほうは50m以上いける感じでしたがそれ以上の距離がとれなかったので検証はここまでです。

なお、さすがに50m離れた場所だと、スマホ撮影が難しかった(被写体がみじんこ以下になる)ので写真はありません。

比較実験まとめ

すべての比較実験の結果を表にまとめると↓のようになります。

 
100均A

100均B

Amazon
値段200円(電池含む)200円(電池含む)2000円
重量84g(内電池が35g) 62g(内電池が35g) 74g
電源供給方法単四電池3本単四電池3本USB充電
照射の種類スポット型広範囲型スポット型
照射距離約40m約10m50m以上

結局、どれを買うべきか?

セリア・ダイソーのヘッドライト比較

この実験結果を踏まえて、結局どれを買うべきか・・・。結構難しい・・・。

ただ、雨の日に使う予定がないなら、100均のヘッドライトで充分だと思いました。例えば、夜の散歩に使いたいなら広範囲を照らせる100均Bが良いと思います。

もし梅雨時のレジャー(キャンプや釣り)に使用するなら、防水加工のあるAmazonのヘッドライトが良いのかなと思います。活用シーンを考えた上で手に入れてください。

いやーしかし100均クオリティを舐めてた・・・。びっくりでした。

▼ 今回の実験で使用したヘッドライトはこちら。
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