「北欧、暮らしの道具店」はなぜ成功しているのか?デザインを分析してみる

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IMdesignというサイトによると、「北欧、暮らしの道具店」というECサイトの月間PV数は1900万・月間UU数:約150万を誇る。これほどまでのメガサイトになるには、商品のラインラップや料金・サービスの良さの他に”シンプルで洗練されたデザイン性”も大きく寄与していると考える。そこで今回は、自サイトでも再現できるように、北欧暮らしの道具店をデザイン面から分析していきたい。

ウサギのアイコン
Written by 相川優乃

トップページは統制された煩雑さがある

北欧、暮らしの道具店
暮らしの中で道具として使われてこそ輝く、イッタラ/アラビア/ロールストランドなどの北欧食器、北欧家具、アルメダールス、マリメッコなどの北欧雑貨などを紹介します。

北欧、暮らしの道具店のトップページはシンプル・・・とは程遠いように感じる。様々な商品を扱うサイトであるからして、ある程度混雑してしまうのは仕方ないと思う。だがそれでもやはりごちゃごちゃしているような・・・。

このように統一感がないのは、ひとつひとつの商品を”主役”にしており、それぞれが存在感を出しているからだと考える。無論それはECサイトならでは、と言っていいだろう。

このような煩雑さは悪い意味では、「ごちゃごちゃしている」と言えてしまうが、他方で様々なわくわく、商品との出会いを演出している。

また、ほぼすべての記事に「NEW」という黄色い帯や「お買いもの」というタグをつけることによって、ごちゃごちゃしながらも統制のとれたデザインになっていることが分かる。

無印良品と比べて見ると…

分かりやすいように無印良品と比べて見る。

https://www.muji.com/jp/ja/store
無印良品は衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、1980年に生まれました。現在、全世界で700店舗を超え、商品アイテムは、約7,000品目を扱っています。

無印良品はひとつひとつのカードを大きくして、ひとつひとつの商品が互いを邪魔しないようにできている。これによってシンプルさが保たれていると考えられる。「無印といったらシンプル」と誰もが思うように、やはりサイトもシンプルな構成だ。

無印良品と比較すると、無印の方はシンプルイズザベスト、北欧暮らしの道具店の方はわくわくする。といった印象だ。

これは悪く表現すると、無印はわくわくせず、北欧は煩雑だ。ということが言える。

記事はシンプル&ポイントの押さえ方がうまい

RIVERS / 保冷保温ポット / サーモジャグ キート / 1200ml ( アッシュブルー・ベージュ・ブラック) - 北欧、暮らしの道具店
北欧カラー × 木のハンドル佇まいの良い魔法瓶ポットみつけましたいつでも冷え冷え・あったかな飲み物が手にとれて、あるととっても助かる卓上ポット。毎日使うものだから、使いやすさや保温力といった実用面はゆずれないものの、やっぱり自分の好きな空間にフィットするデザイン面も捨てがたい。今回ご紹介するのは、その両面を兼ね備えた「...

北欧の神髄はそれぞれの記事の丁寧さにあると思う。写真の撮り方がうまく、読者が気になる点を簡潔に説明できている。

まず最初に目につくのはサムネイル付きのギャラリーだ。これがあることにより、読者は様々な色が選べるんだ、とページを開いた瞬間に理解することができる。

サムネイル付きギャラリーはslickで再現可能
参照:https://125naroom.com/web/3198

その後、デザインの説明へと入る。Amazonや楽天といった巨大ECサイトに比べ、まるでセレクトショップのようなECサイトに訪れる読者が求めているのは「物珍しさ」である。その物珍しさは「デザイン」から構成される。

つまり、北欧は読者の求める情報をいちはやく表示する能力にたけていると言えるだろう。

「どこにどう置くと映えるのか」「部分的な素材は」「全体的な色合いは」という順で説明されており、読みやすく内容が入ってくるように設計されている。

カラーバリエーションの説明も秀逸である。視覚的に想像しやすいように、ポットの色の雰囲気にあう小物を周りに置き撮影している。(ここまでするのは当サイトでは難しい。)

その後に説明されるのが、機能性だ。

「どういう構造なのか」「注ぎの感覚は」「容量は」「保温や保冷の機能は」「洗いやすさは」など読者に分かりやすいように、写真付きで説明している。

そして、最後に注意点やインフォメーションが説明されている。

個人的にインフォメーションは読者にとって大きな判断材料になると考えている。なければ読者自身で探さなければならなくなり、サイトを離脱される恐れがあるからだ。前半は、感覚的に説明し、後半は理性的に判断できるようになっているのだ。

自サイトで再現できるのかどうか

それぞれの生活ホームロゴ

「北欧、暮らしの道具店」の構成を、記事を中心に分析した。

正直言って、ここまで再現するのは難しい。特にオシャレな写真が難しいと感じている。

しかし、記事の構成、

デザイン→「どこにどう置くと映えるのか」「部分的な素材は」「全体的な色合いは」

カラーバリエーション

機能性→「どういう構造なのか」「注ぎの感覚は」「容量は」「保温や保冷の機能は」「洗いやすさは」

の書き方は当サイトでも再現できると感じた。

画像引用:北欧、暮らしの道具店より

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